購入報告:2021年4月

GWも終わり、随分と暖かくなりました。

4月に届いたボードゲームは、全部で3個でした。





1.ダイヤモンドクラブ


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ヤフオクで購入しました。

イスタンブール』や『ベガス』を手掛けた、リュディガー・ドーン氏のワーカープレイスメントです。


自分の庭園を豪華にするため、樹木や動物、建物を集めます。

それらのタイルを得るための宝石を得たり、個人パラメータを伸ばしたりする部分をワカプレで行います。


特徴として、格子状のアクションスペースにお金を置いてアクションを行うのですが、

隣接するスペースにすでに置かれたお金が追加コストとしてかかります。


直接的ではないが程よいインタラクションがある、良い塩梅の中量級です。



2.シークレットミッション


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こちらもヤフオクで購入しました。

なかなかのレアゲーですが、思ったより安く購入できました。


プレイヤーの1人が工作員となって、数字やアルファベットが描かれた12枚の暗号カードをできるだけ記憶します。

その間、他のプレイヤーは工作員を様々な手段で妨害するゲームです。


妨害の手段もカードで指定され、『犬の真似をする』『無視されてもひたすら質問する』

ラジオDJになりきる』などの、なんとも馬鹿らしいものばかりです。



3.でっけぇ馬鈴薯


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こちらもヤフオクで。

1989年に発売された、タイトルの通り馬鈴薯を作って売る経済ゲームです。


煩雑な処理、野暮ったいイベント、多種なチットといった古臭さもありながら、

この時代で個人ボードを採用していたりと、光るものを感じます。





4月は以上です。

それでは皆様も良きボードゲームライフを。

購入報告:2021年3月

3月も終わり、春の心地よい風が吹いています。

今月届いたボードゲームは、全部で7個(拡張モジュールを含めると10個)でした。

すべてキックスターター(とアドオン)かつ、『シエラマドレゲームズ (SMG)』の作品です。





1.ハイフロンティア 4 オール


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まずはこちら。

3種の拡張モジュールもセットで届きました。


近未来の宇宙進出団体の代表となって、太陽系開発を目的とするゲームです。

SMGの代表的作品の第4版となります。


ゲームのメインシステムは競りとなっています。

各自がロケットのパーツをオークションで獲得し、完成したら目的の天体に向けてロケットを打ち上げ。

たどり着いた天体でロボノーツによる探査を行い、新たな資源を発見して更なるロケットの強化を行います。


何といっても目を見張るのは、広大かつ美麗なマップボードですね。

宇宙開発というテーマも併せて、ロマンが感じられます。



2.パックス ルネサンス 第2版


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ルネサンス時代の銀行家となって、欧州を帝国主義国際経済圏宗教的全体主義啓蒙時代のいずれかに導くゲームです。


システムとしては、マーケット(市場)のカードを購入し、自身のタブロー(場)に配置して能力を発揮させます。

どの勝利条件を目指すか、誰が勝利に近そうかの見極めが重要になりそうですね。



3.パックス ヴァイキング


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10世紀、北欧のヴァイキングとなって覇権を争い、スウェーデンに王国を築くことを目的としたゲームです。

まだ詳しくルールを読んでいませんが、テーマ的には大好物なので楽しみです。


ちなみにこちらは、『エクスペディション ゼッタ』を手がけたJon Manker氏の作品です。



4.パックス エマンシペイション


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18世紀末から20世紀初頭にかけて、大英帝国を舞台に奴隷制度廃止を目指す協力ゲーム。

英国議会、福音派、博愛主義者のいずれかの立場で参加します。


いくつかモードがあり、協力ゲームから競争ゲームに推移するのが特徴的です。

SMG社の他のゲーム同様、強烈なイベントをどう乗り切るかがポイントですね。



5.パックス トランスヒューマニティ


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近未来の企業家として、人類社会をより発展させるために技術や社会運動を支援します。


SMG社の代表でもあるPhil Eklundの息子、Matt Eklundの作品です。

同社の作品に比べて、ユーロゲームに寄せた作品とのこと。



6.ネアンデルタール 第2版


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舞台は4万5千年前のヨーロッパ。

アルカイック原人、ネアンデルタール人クロマニヨン人の3勢力による覇権争いがテーマとなっています。


同社の『バイオス ジェネシスのようなダイスロールがメインとなっています。



7.グリーンランド 第3版


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11世紀~15世紀のグリーンランドで、生存競争と覇権争いを行います。

アザラシやトナカイといった生態系に対して、ダイスによる狩猟を行い人口増加を目指す。


システム的には前述のネアンデルタールとほぼ同様。

しかし、より過酷な環境であるグリーンランドの方が、マイナスイベントは強烈とかなんとか。。





今月は以上です。

それでは皆様も良きボードゲームライフを。

購入報告:2021年2月

早いもので2月も終わりました。

今月届いたボードゲームは、全部で5個でした。





1.キーフラワー 農夫たち


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1つ目はこちら。

ヤフオクで安く出品されていたので購入しました。


キーフラワーに『動物』『麦』の要素を追加する拡張セットです。

基本ルールでは意味を持たなかった『草原』も、重要な要素となり、タイル配置の悩ましさが増幅しそうです。


羊、豚、牛の動物コマが増えたことで見た目もより華やかになりますね。

基本も名作なだけに、どんなプレイ感になるか楽しみです。



2.フロレンツァ 10周年記念版


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こちらはフランスのショップ『Philibert』で購入しました。

初めて利用しましたが、DHLによる配送のため約1週間で届き送料もまとめ買いならお得に思えますね。


ゲームシステムは、アクションスペースとなる建物を建築するタイプのワカプレです。

他人の建物も使用できる点は『ケイラス』に近いものを感じます。


10周年記念版の本作は、拡張セットが同梱されており、ソロプレイモードが搭載され、視認性も向上されているようです。



3.俗語論 デラックスエディション


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こちらも『Philibert』で購入しました。

フランス語版ですがセール価格となっており、ゲーム自体に言語依存は無いとのことで購入してみました。


イタリアを舞台とした、言語統一に向けて奔走するアクションポイント制のゲーム。

商人のまま人生を終えるか、次期法皇を目指すかを選択できます。

それぞれのルートでリソースや勝利点の回り方が異なるようで、どちらを選ぶか悩ましそうですね。



4.おかしな遺言


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同じく『Philibert』で購入。

『アンダーウォーターシティーズ』や『パルサー2849』も手掛けた『ウラジミール・スヒィ』の作品です。


叔父の遺産を最初に使い切った人の勝利、という変わったフレーバーが特徴的ですね。

客人やペットと旅行、お抱えのシェフによる食事、不動産を高値で買って安値で売るなど、とにかくお金をガンガン浪費します。


システムはワーカープレイスメントとアクションポイント制のカードプレイがメインになります。

ミドルレンジのコンボゲームとして期待できそうです。



5.メルヴ:ザ ハート オブ ザ シルクロード


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最後も『Philibert』のまとめ買い品です。

昨年のエッセンで紹介された作品ですね。


5×5に置かれたタイルの外周を移動しながら、該当列に建物を建築して資源を獲得していくとのこと。

手番順の妙や、他者の手番中も資源獲得のチャンスがあったりと、インタラクションもしっかりとありそうです。





今月は以上です。

それでは皆様も良きボードゲームライフを。

購入報告:2021年1月

ブログの更新頻度を上げるため、購入ペースの把握と抑制のため、

今年から購入したボードゲームをブログに残そうと思います。



今月届いたボードゲームは、全部で7個でした。





1.KANBAN EV


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1つ目はこちら。

昨年の初頭にキックしていたヴィタル・ラセルダの新作が届きました。


自動車工場の新入社員となって、上司のパワハラに耐えながら昇進を目指すゲームです。

2014年の作品『KANBAN』のリメイクで、細かいルール調整が入っているとのこと。


前作も含め未プレイですが、ラセルダ氏特有の様々な要素が複雑に絡む重量級ゲームのようです。

アークライト社から日本語版も発売予定となっています。



2.エスケーププラン


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『KANBAN EV』のアドオンで同時注文しました。

こちらもラセルダ作品となっていますが、同氏のデザインとしては比較的シンプルになっています。


プレイヤーは銀行強盗となって、警察の目を避けつつ隠した札束を集め、最終的に1ヵ所に絞られる出口から脱出するゲームです。

できる限り多くのお金(勝利点)を集めたいが、後から脱出するためには現金が必要となります。

現金が不足して脱出できないとその時点で脱落となるため、対戦相手の動向を見ながらどこまで粘るかのヒリヒリ感が面白いです。



3.リバーボート


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ドイツアマゾンで安くなっていたので購入しました。

ミヒャエル・キースリング作、ミドルレンジのタイル配置ゲームです。


コテコテ感はないがしっかりとジレンマがあり、遊びやすい良作です。

リソースを支払うことで運要素を0にできる点は拘りがあって面白いと思います。

この年は『アズール』『ヘブン&エール』も発売されており、キースリングがノリに乗ってますね。



4.ディズル


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こちらもドイツアマゾンでまとめ買い。

2019年のSDJ推薦リスト入りした紙ペンゲームです。


ダイスドラフトしながら対応する目のマスを埋めていき、特定のマスや列を埋めて点数を獲得します。

配置制限が厳しいので、他人の配置できるダイスをうまく絞るのが重要になりそうです。


ダイスが配置できなくなるとパスor全ダイス振りなおしができるので、思わぬ展開になるやも。

ペンゲームながらインタラクションがしっかりとついている点がきになる購入しました。



5.ヴィレッジグリーン


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ドイツアマゾンのまとめ買いリストその3。

昨年のエッセン新作です。


各自、4×4になるようにカードを配置して得点を競います。

要素となるグリーンカードと、該当列の得点ルールを決めるアワードカードを上手く組み合わせるパズルゲームです。


プレイ時間は30分ながら、しっかりと悩みどころがありそうですね。

グリーンカードに描かれた花の色と形が重要ですが、(特に黄色の)視認性が悪い点がやや気になります。



6.ビス20


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ドイツアマゾンのまとめ買いリストその4。

ギュンター・ブルクハルト親子がデザインした、こちらも昨年のエッセン新作です。


こちらは協力ゲームとなっており、全員で1から20まで数えるだけのゲームです。

そこに、プレイヤーを混乱させるルールがだんだんと増えていきます。


レビューでも見かけましたが、ただ順番に数を言うだけなのに緊張が走りそうです。



7.マカオ


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うおおおおおおおお!!!!


絶版となっていたアレア×フェルトの名作ですね。

ヤフオクで新品をみつけたので落札しました。


ルールを読む限り、昨今のゲームにはない荒々しさがありそう。

ダイス目の補正も無いので、システムに翻弄されながらも上手に乗りきるのが重要そうです。




今月は以上です。

それでは皆様も良きボードゲームライフを。

ハンザテウトニカ


どいてくれ

そこは俺らの

通商路



ハンザテウトニカ (2009)

Andreas Steding

  • プレイ人数:2~5人
  • プレイ時間:45~90分

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評価(S~E)

  • 複雑さ : B
  • インタラクション : A+
  • 戦略性 : A+
  • 私は好き度 : A

POSITIVES

  • 渋い睨み合いのインタラクション
  • 個人能力の解放か得点行動かのジレンマ

NEGATIVES

  • プレイヤー間でバランスを取る必要がある




中世、ドイツの北部を中心に栄えた都市同盟の「ハンザ」の中で、

プレイヤーは商人となって通商ルートを構築するゲームである。

拡張マップ2種とミニ拡張が同梱される、ビッグボックスの日本語版発売で話題となった作品だ。


本作は比較的シンプルなアクションポイント制のルート構築だ。

個人ボードには5種類のパラメータが描かれており、ゲームが進むにつれて能力を解放していく。

後に『テラミスティカ』などで採用されるシステムだ。


アクションは、

  • 『コマの配置』

  • 『コマの移動』

  • 『相手のコマの押し出し』

  • 『ストックからコマを補充』

  • 『通商路の確立』

の5種類のみだ。

お金や資材といったリソースは無く、配置するコマも2種類だけとなっており、プレイ時間に反して極度にシンプルな構成となっている。


ゲームボードはいくつかの都市が道でつながっており、すべての道は2~4個のコマを置くスペースが存在する。

プレイヤーは、確立させたい道のすべてのスペースに自分のコマを置くことで、『通商路の確立』を行うことができる。

これにより、個人ボードの能力を解放させたり、道の両端にある都市に商館を建てて勝利点を得たりする。


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さて、本作の特徴として挙げられるのが、『コマの押し出し』アクションである。

基本的に1アクションで1個のコマしか置けず、ゲーム開始時は2アクションしかできないため、

道のすべてのスペースを埋める前に簡単に妨害されてしまうのだ。


そこで、邪魔な相手のコマを押し出して、自分のコマを置くことができる『コマの押し出し』アクションが重要になる。

追加でコマを1つか2つストックに戻す必要があるが、道の独占のためには必要経費だ。


ここまでならシンプルな陣取りのようだが、本作では押し出された側のプレイヤーに『補償』がつく。

押し出されたコマは隣接する道の空きスペースに移動できるのに加え、ストックからさらに追加でコマを配置できるのだ


これはかなり強力だ。

本来なら『ストックから補充』→『コマの配置』と2アクションかかるものをを無償で行えてしまうのだから。

誰かが道を独占しようとすると、ここぞとばかりに「押し出してくれ!」と妨害が入ってくるのだ。


さらに、先述したスキルの解放は特定の都市に隣接した道でしか実行できない。

特に『アクションポイントの増加』は、序盤に最優先で狙うため激戦区になりやすい。

相手の利益に目をつぶってでも押し出す必要が出てくるのが非常にいやらしい。


~~~


また、ゲーム終了のタイミングを睨んでの駆け引きも気に入っている部分の1つだ。

個人ボードの能力を解放することで、自身が強化されるのは勿論、使えるコマの総数も増えるため積極的に狙っていきたい。


しかし、能力の解放だけやっていても勝てないのがこのゲームだ。

終了条件はいくつかあるが、代表的なのは『誰かが20点に到達する』である。

5種類の能力を納得のいくまで解放していたら、いつの間にかゲーム終了なんてこともあり得る。


ゲーム中および終了時の勝利点は、通商路を確立させたときに商館を建てることで獲得できる。

『商館の建設』と『能力の解放』は同時には行えないので、どの能力をどこまで解放させるか、どのタイミングで商館を建設するかが重要だ。


加えて言うと、能力の解放は特定の通商路を確立させた際に実行できると書いたが、

通商路の確立を行うと、その両端の都市を支配している(より多くの商館を建てている)プレイヤーに勝利点が入る。

早々に商館を建てられてしまうと、能力を解放するたびに相手に勝利点が入ってしまうのも、これまたいやらしいルールだ。


f:id:show5bodoge:20210107153348j:plain この図だと、が通商路を確立するとに勝利点が入る


ここまで述べた通り、近年のゲームのような多種多様なアクションや特殊効果によるソリティア感は殆どない。

ほぼ公開情報でバチバチのインタラクション、ゲームバランスはプレイヤー間が取らなければならない古臭さの残る作品だ。


全体的に粗さが目立つものの、このゲームでしか味わえない魅力も確かに存在する。

コアなゲーマーの琴線に触れる名作が、ビッグボックスとなって再版されるのは喜ばしい限りだ。

2020年のボードゲーム10選

年の瀬ですね。

どうも、僕です。


2020年もあっという間でした。

なかなかボードゲームを遊ぶ機会の少ない情勢でしたが、

そんな中でも遊んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。


さて、ほとんど更新していなかったこのブログですが、流石にこのまま埋もれさせるのは忍びない。

そこで、今年初プレイのボードゲームの中で、特に面白かった10タイトルを振り返ってみようと思います。



1.オンマーズ

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名作の重量級ゲームを多数手掛けるラセルダによる火星開拓ゲーム。

要素モリモリのワーカープレイスメントで、他人の能力を利用させてもらう協力関係も面白い作品でした。


日本語版も発表されており、ヴィニョスやギャラリストといった過去作も日本流通が決まって、今年はラセルダイヤーと言っても過言ではないかも。

年明けには新作のカンバンEVも届きそうなので、期待が高まります。



2.エスペライゼーション

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言語創生を行う、協力コミュニケーションゲーム。

やっている事はボブジテンなどと同じお題当てゲームですが、時代が進むごとに新たな言語を身につけていき、より難しい単語を説明できるようになる拡大要素が面白かったです。


ゲーム中は「ボボゲ、ボボゲ、ヤバラス、エレポッポ」と言った意味不明な言葉が飛び交いますが、本人たちは至って真面目です。

ゲームを進めると文法が自然に浸透していくのも、このゲームならではの楽しみですね。



3.エルグランデ

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ご存知、クラマー&ウルリッヒによるエリアマジョリティの傑作ですね。

これまでプレイしてなかったのが勿体ないレベルの名作です。


競りのようなパワーカードのマネジメントと、決算時に援軍を送り込める塔の要素が、古臭さを感じさせない味付けになっていました。

拡張も高い評価を得ているので、遊んでみたいですな。



4.スリル

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クラマーからもう一作品。

見た目で分かる通り、メダル落としゲームです。


これだけだとたくさん落としたくなりますが、メダルを落とすと失点します。

なので、メダル落とし役を他人に押し付ける競りをします(笑)


短時間で遊べて、思いがけない動きによるアクシデントが楽しいゲームでした。



5.キッチンラッシュ

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リアルタイムの協力ワーカープレイスメントです。

レストランの厨房の忙しさが再現できます。


4分という限られた時間で、1つでも多くの注文を達成することを目標とします。

やることは調理だけではなく、材料や調味料の買い出し、皿洗い、レストランの設備の改善と大忙し。

プレイ時間に反して、遊ぶとかなり疲れますが、不思議な中毒性があります。



6.薔薇の名前

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フェルト作品から、絶版となってしまったこの作品が選ばれました。

4人でも面白い正体隠匿ゲームとして、かなり好きなゲームです。


各自、担当する色の修道士のアリバイを作り、他の修道士に犯行をなすりつけてやります。

ラウンドの終了トリガーを引かないように、チップを吐き出させ合うのが個人的に好きですね。



7.アークライト

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シュピールヴォルクスの経済ゲーム。

まだ基本ルールしか遊んでませんが、ずっしりとした面白さがありました。


何をするにも金、金、金。

作った商品が売れるかどうかは他プレイヤーとの需要の取り合いですが、ほとんど売れなくても作業員の給料はしっかり払わなければいけません。

ヒリヒリする経済マルチのオススメ作品です。


8.ブリュッセル1893

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ワーカープレイスメント×競り×エリアマジョリティのコッテリゲーム。

各要素が複雑に絡み合っており、インタラクションも充分な良作でした。


先手有利のワカプレ部分と、後手有利の競り部分を一緒にやるというのがこのゲームの魅力だと思います。



9.イスタンブール:グランドバザー

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イスタンブールの拡張2種類を組み合わせたルールです。

今年はビッグボックスの日本語版も話題になりましたね。


元のゲームも好きですが、拡張により戦略が増えて深みが増しました。

マップが広くなることにより移動が大変になるのも、良いアクセントになってます。



10.ザ・クルー

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今年のKDJ受賞作ですね。

こんなメジャータイトル入れるのは悔しいですが面白いです。


中毒性なら断トツでしょう。

トリックテイキング好きなら間違いなく楽しめます。

偶に絶対クリアできないのが判明するのもご愛嬌。




以上です。

繰り返しになりますが、遊んでいただいた皆さまのおかげで、楽しい1年でした。


また来年も、新たな作品に出会えるのが楽しみです。

アンタークティカ


南極に

馳せる思いは

ビッグマネー



アンタークティカ (2015)

Charles Chevallier

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:45~90分

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評価(S~E)

  • 複雑さ : B
  • インタラクション : A+
  • 戦略性 : B+
  • 私は好き度 : A+

POSITIVES

  • 4種のマジョリティ争いによる、シンプルながら複雑な絡み合い
  • 手番システムと得点計算からなるジレンマ

NEGATIVES

  • 初回プレイでは勘所が掴みにくい
  • 渋いマジョリティ争いなため派手さは無い




遥か未来、南極で資源を採掘するために調査センターを建設する。

科学の進歩に貢献して巨額の富...... もとい、人々からの賞賛を得るゲームだ。


システムとしては、4種類のマジョリティによる得点を競う。

  • 8箇所のエリアに置かれた科学者コマのマジョリティ
  • 5本の調査トラックをどれだけ進めたかのマジョリティ
  • 特定の建物を建設した数のマジョリティ
  • 捨てた資源の数のマジョリティ


これらについて、名作である『王と枢機卿と同じ要領で得点計算を行う。

1位プレイヤーはそのエリアのコマの総数分の勝利点を得る。

2位プレイヤーは1位プレイヤーのコマ数分の勝利点を、3位は2位のコマ数の勝利点を......という具合だ。


このルールだけでもうゲームが面白くなる、完成されたシステムの1つだろう。

断トツで1位になることは2位のプレイヤーに大きな利益を与える。

できるだけ接戦で勝つことが要求されるため、自然と争いが激化して頭を悩ませる。


~~~


更にこのゲームの独特な面白さを生んでいるのは、『手番システム』だろう。

プレイヤーはいくつかある自身の船を8ヵ所のエリアに停めており、 各エリアを反時計周りに動く太陽コマが来た時に手番を行うことができる。


手番では船を別エリアに動かす必要がある。

動かした先のエリアに対して、科学者コマを置いて建物を建設することができる。


各エリアには3隻まで船を停めることができるが、先頭の船コマのプレイヤーしか手番を行えない。

2番目3番目の船は太陽が一周するのを待たなくてはいけないので、後ろにつけてばかりだと手が遅れることとなる。


f:id:show5bodoge:20200731111850j:plain 人気のエリアに集中する


先の得点ルールと手番システムの妙こそ、このゲームの肝である。


先述の通り、より接戦で1位を取ることが勝利点を稼ぐために必要だ。

しかし、接戦で勝つためにはそのエリアに相手の船も停まることになる。


人が集まる人気エリアにコマを置きたいが、そうすると結果的に手番は遅れていく。

エリアのマジョリティに注力しすぎると、 科学者コマをストックから補充や、調査トラックの前進にまで手が回らなくなってしまう。


あっちを立てればこっちが立たず

古き良きシステムを、現代向きに洗練しつつも泥臭さを残した作品である。


~~~


欠点を挙げるならば、やはりクセの強さから来るとっつき辛さだろう。

プレイヤー全員がシステムを理解し、自分と相手の損得を考慮することで一手の悩ましさが確立する。


後半からの巻き返しが難いので、序盤の動きには経験の差が出てしまうのも否めない。

(終盤になってミスに気づき、また最初から遊びたいと思えるのは良いゲームの証拠でもあるが......)


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シンプルで明確ながら、実際にプレイすると複雑に感じるジレンマが素晴らしい。

ピュアユーロを現代に蘇らせたかのようなインタラクティブな良作だ。


知名度こそ低いが、クセの強いゲーマーズゲームとして確かな面白さを持っている。

知られずに埋もれていくにはあまりにも惜しい。